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腰椎椎間孔狭窄症の手術成績

先週、椎間孔狭窄症の患者さんの手術をしました。患者さんは77歳の女性で、長年腰痛に苦しんでおられ、腰痛のために長距離の歩行ができず、生活に支障がある状態でした。いくつかの有名病院を受診されていましたが、診断がつかず、私のところに来られました。 腰椎MRIを、私のところで工夫した、特別なシークエンスで撮影したところ、腰椎の椎間孔狭窄症が疑われました。さらに、神経根ブロックで診断を確定し、最終的に、手術をお勧めすることができました。...

新型コロナウィルス対策への提言

はじめに 新型コロナウィルスの感染は深刻さを増しています。外出自粛の効果で新規感染者数は減少傾向がみられるようですが、根本的な対策がとられているとは思われません。PCR検査数も思うように増やせてはいないようです。日本では、感染者数も死亡者数も低く抑えられてはいますが、首都圏の病院では医療崩壊が懸念されており、このままの対策を継続したのでは、行き詰る可能性が高いように思われます。本稿では、医療現場の視点から、現在のPCR検査の問題点、感染者接触者の追跡を中心に、今後の対策を提言したいと思います。 PCR検査...

脊髄髄内腫瘍

脊髄髄内腫瘍は、脊髄にできる腫瘍のなかでも、比較的まれなものです。代表的な腫瘍に、脊髄星細胞腫や、脊髄上衣腫があります。腫瘍は徐々に増大し、四肢の麻痺や感覚障害をきたします。MRI検査を行えば、診断自体は比較的容易です。しかし、脊髄の中にできる腫瘍なので、手術による摘出は、脊髄自体から腫瘍を剥離するという操作が必要なため、リスクが高く、脊髄手術のなかでも、もっともデリケートで難易度の高いものと言えます。 髄内腫瘍と髄外腫瘍...

頚椎椎間孔狭窄症ー頚椎症の盲点

頚椎椎間孔狭窄症とは、通常の頚椎症とは異なり、頚椎から神経が出てくる穴(椎間孔)の部分が加齢などの原因で狭くなり、神経が圧迫される病気です。通常の頚椎症に比べて診断が難しく、放置されてしまうケースをしばしば目にします。 症状は、肩や腕に放散する強い痛みやしびれで、ひどい場合には、筋力の低下を伴います。安静や鎮痛剤の服用でも症状が軽快せず、日常生活が障害される場合には、手術が必要になります。   頚椎のCTスキャン断面。矢印が、両側の椎間孔です。...

腰椎の固定は本当に必要?

腰部脊柱管狭窄症に対して、多くの場合に固定術が行われています。椎体にスクリューを挿入してロッドで固定する手術です。しかし、この固定は、本当に必要なのでしょうか? ただし、神経の圧迫を侵襲の少ない方法で取り除く技術が必要です。 私の考えでは、ほとんどのケースで、固定は必要ないだろうと思われます。...

椎間孔狭窄症

椎間孔狭窄症というのは、腰部脊柱管狭窄症の一種ですが、神経の通るメインのトンネルである脊柱管が狭窄するのではなく、そのトンネルから神経が出てくる穴の部分が狭窄して、その神経が圧迫される状態のことをいいます。 椎間孔の狭窄は、通常のMRIでは、診断できないことも多く、腰痛や下肢痛があるのに、診断されずに放置される場合もあります。 診断には、特別に工夫したMRIの撮影方法を使いますが、それでも、熟練した医師による診断が必要です。診断が難しい場合には、神経根ブロックで、問題の神経を麻酔してみて、症状が改善するかをみることもあります。...

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、加齢により腰椎が変形して、脚に行く神経の通り道がせまくなり、腰痛、下肢痛、間欠性跛行などの症状を呈する病気です。軽症の場合は、内服薬などで治療することができますが、基本的には、加齢で変形した骨や、分厚くなった靭帯が神経の通り道を狭めていることが原因です。根本的な治療には手術が必要になります。 ....

コロナウィルス感染の分析と予想

2020年3月24日の時点までの日本の累積確定患者数ですが、ほぼ指数関数的に増加していることがわかります。 一日の新規確定患者数は、この導関数ですから、これも指数関数で近似できると仮定すると、対数をとって単純な線形回帰ができます。 グラフを見ると、この仮定があながち間違いではなさそうです。これを単純に延長することはできないことはわかっていますが、あえてやってみると、次のグラフになります。...
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